2022年6月14日
煎茶道教室 亀尾千景
4月のお稽古は、鯉のぼりの趣向でした。
床の間飾りは竹の香筒に、鯉のぼりの風車を香筒のもたせにして、お点前道具には竹竿から連想させ青竹の茶合、鯉のぼりの茶合袱紗などを使いました。
お煎茶道では、毎回毎回お茶とお菓子に銘をつけて遊ぶのですが、季節柄(趣向)から色々と連想して意見が飛び交います。4月から新しく入った生徒もすぐに季節を楽しむ雰囲気を得て、茶銘に緑雨となんとも風流な銘をつけてくれました。
この日の茶銘は「緑雨」、菓銘は「希望」と決まりました。その他には「一雨、みどり、緑生まれる、期待、めぐみ」など皆大人顔負けの想像力と風流な言い回しで、稽古場には素敵が溢れました。
バラが綺麗に咲く5月のお稽古では、お菓子器を変えることでイメージを変えることができることも学びました。黒にすると「夜にバラ???」
白にすると「明るくなる!お昼のバラみたい!キラキラ咲いているみたい!」やガラスにすると「初夏って感じ!」などと意見していました。
5月からは可愛い1年生も仲間入りし、上級生が面倒をみてくれています。
5月29日 当流(南宗茶華道)がしょうぶ茶会を縮景園にて担当致しました。コロナの影響でちょうど3年ぶりでした。
お茶会には安田小学校を今春卒業したばかりの中学1年生らと、安田小学校を卒業してからも自宅の方へ習いに来てくれている中学生や高校生の生徒らも、一員としてとても立派にお点前さんやお運びさんを務めました。